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歯医者通いの話

観測史上最速の梅雨明けとなりましたね。6月末からの猛暑にすでにクラクラしています。

皆さん無理せず、冷房や食事など工夫してお過ごしくださいね。

 

さて、ここ最近の私は「今が人生で最悪の時だ!明日は楽になる!!」と何度も自分に言い聞かせる日が続いております。

そのため制作が休業状態・・・。

記録として詳しく書いていきます。とっても長いのでスルー、または歯に関心のある方はどうぞ読んでみてください。

 

①5月下旬のある夜、左上奥歯に「グワァァ〜〜ン」といった強い痛み。元々虫歯で大きく削った歯で、冷たいものが滲みる知覚過敏症状ずっとあり。

②2日後、歯医者でレントゲンを撮るも虫歯はなく「被せ物が神経ギリギリだから反応しているのかも。痛みが酷くなったら神経を抜くことになる」と。

③その後2日間は波のある鈍痛で、もらったロキソニンで痛み止め。

④翌日、ロキソニンの効きが弱く間隔も短い。…どうしよう…と不安が募る夕食時、熱いトマトを食べると息が止まるほどの激痛が!

まずい、これはまずいぞ。ぬるま湯すら痛い。

その後は自発痛が激しくなり、冷たい水を含むと楽になるもののロキソニンは全く効かず、こめかみにドリルが刺し込まれるような激痛で一睡もできない。(5分おきにやってくる痛みを軽減するため、布団の脇にバケツと水筒を置いて水でゆすいでいた)

⑤翌日は日曜のため、夜中必死で調べた日曜診察の別の歯医者へ朝一で駆け込む。→「歯髄炎」とのことで結果、神経を抜いてもらい、痛みから解放。

 

…ハイ、まずはここが第一の「人生最悪の日」でした。

その日は徹夜の朦朧とした頭ながらも、痛みから解放された喜びでバイトに行き、夕方爆睡。あとは治療だけ!とタカをくくっていた。

 

⑥抜髄から10日後、いよいよ初の「根管治療」開始。が、実はこの時、初診時に指摘された別の虫歯が、冷たいものがしみるようになり相談するものの、まずは神経治療の方からとなり、虫歯は見送られた。(↑1枚目の画像解説)

⑦仙台の空き家整理に4日間ほど行っている間も、なんだか虫歯の方がうずく。だんだんとこっちの歯髄炎の心配も。。

そして「根管治療」2回目。前回痛みもなく安心して身を委ねていたところ、突如歯の奥にビリっと突き刺さるような痛み+咽頭(鼻とぶつかるあたり)に流れてきた液体に激しくむせて涙が流れる。もう、歯も喉も激痛。このあと出かける用事があって、ロキソニン飲んでむせながら行った。

⑧↑その日に歯の痛みは治まったが、ず〜っと咽頭がビリビリ痛い。何気なくくしゃみした夕方、鼻をかんだティッシュを二度見。「…!?ちゃ、茶色い!?!?血!?!?それとも薬剤!?」

鬼のように検索したどり着いた結果、漏れたのは「次亜塩素酸ナトリウム」、歯は神経の穴を掃除する際、器具(リーマー/ファイル)が根を突き抜けた痛みであるらしいこと。

…どっちもやばそうだけど、これって医療ミスでは!?!?大丈夫なの!?

根っこの消毒には強力な「次亜塩素酸ナトリウム」が一般で、いわゆる「キッチンハイター」や「プール」に使われている塩素だが、歯科用のはそれよりも濃度が断然高いとのこと…!!こ、こわいよぉ… またもや「人生最悪の日」。

⑨翌日から、風邪をひいたときのような咽頭のビリビリした痛みに加え、下を向いた時にツ〜っと、鼻血が出るあの感じで「黄色い液体」(鼻水っぽくない!)がボタボタっと垂れ始める。

⑩3回目の根管治療時、前回の「消毒薬漏れ」について追及確認。やはり「次亜塩素酸ナトリウム」と判明。しかし「そのうち治ると思います」とだけ。小心者で濃度までは聞けず。

と同時に、この時3週間ほど放置していた虫歯が、けっこう日中もジンジンし始め限界だったので、頼み込んで次回診てもらうことに。

⑪「歯髄炎」のあの痛みを思い出すと恐怖しかなく、虫歯の方が心配で心配でどんどん痛みが増す。

1週間後の予約など待てず電話するも、2日しか早めてくれない(泣)

もう、5日間地獄の時間でした。。こんなにも1日が長く「あと107時間…!!!」なんて初めて。。生きた心地がしなかったよ。「人生最悪の日」三たび。

 

根管治療中とはいえ、別の虫歯が痛いと言っているのにチェックもしないなんて、おかしくないですか?

…虫歯だけ別の歯医者に行けば?って普通思いますよね。。でもこっちの歯だけ別とか失礼じゃないか?とか、別のところ行ったからと嫌がらせで変な治療されたら…とか、そもそもどこの歯医者がいいのか?もうどこも信用できん、みたいに頭混乱していて、身動きできませんでした。

 

⑫5日間、虫歯は痛いわ黄色い鼻汁は止まる気配ないわで、毎日「歯」「鼻」に関する検索しかせず仕事放棄(「世にも奇妙な物語」を朦朧とした頭と動悸しながらとで眺めていた…)。

粘膜が焼けただれて何か重篤な病気になっているのでは…とか、こっちも神経抜くのかも…もうダメかも…熱いの滲みたらおしまい!!!と半ば錯乱状態。

で、まず耳鼻科に行った。ファイバースコープで診てもらったところ、鼻〜喉の粘膜は特に異常なしとのこと。歯の治療終わったら絶対請求してやる!!と意気込んで帰るも「鼻から黄色い液体」で調べると上顎洞炎だとか嚢胞だとかなんか怖いのでてくるよ…副鼻腔のCT撮らないとわからないんじゃん!!ってまた怯え。

⑬待ちに待った(?)虫歯治療の日、どうせ何も対応してくれないだろうと期待せず黄色い鼻汁の件を伝えると、CTを撮ってくれた(↑画像参照)。

そしたら副鼻腔に少〜し液体の影(この時にはレントゲンの見方も大体習得するほど調べ込んでいた)。

上の歯と副鼻腔って繋がってて、歯の炎症から「上顎洞炎」とか起きるらしいから、まぁ歯科の範囲内で診てくれただけだけど。ひどい副鼻腔炎ではなさそうとのことだが…(不信)。

で、虫歯。レントゲン見たら神経ギリギリよ…。この1ヶ月で進行してしまったのか??さっさと別のとこで治療すればよかった…後悔。

 

さて、ここまで読んでる方は私が定期的に歯医者に行ってないと思われるでしょうが、一応半年に一度は行っていたのです。…が、思い返すとクリーニングと視診だけだった…。

神経抜いた歯も削った当時神経ギリギリでしたが、その時はそんなこと全く気にしてなかった。

 

⑭で、今現在「神経ギリギリ 虫歯」で検索したら情報の嵐すぎて、「虫歯取った後でも自発痛が出たら歯髄炎で神経抜く」という恐ろしいのばっかりで、気にしすぎて痛み出す始末(泣)

 

次回ようやく神経抜いたとこの被せ物の準備。

今月いっぱいはかかりそうです。。

おかゆ・うどん・スープに浸した食パン・おやつにバナナのみの生活、飽きた〜〜〜(泣)

 

歯科に耳鼻科、そして被せ物は銀歯以外高額で、1ヶ月のバイト代が軽くふっとびます。

ほんっっとに皆さん、歯医者は定期的に通って初期虫歯で治療するのがおすすめです!!!

 

#歯髄炎 #虫歯 #神経ギリギリ #歯医者 #次亜塩素酸ナトリウム #根管治療 #ラバーダム #上顎洞炎 #副鼻腔炎 #上顎洞嚢胞

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コメント: 2
  • #1

    ヴェロニカ (月曜日, 04 7月 2022 22:27)

    恐ろしや~
    読まなきゃ良かった・・・(T_T)

    でも根管治療、初とは凄い!
    私は年代的に虫歯→がんがん削る→虫歯→神経抜くをどんどんやるのが主流(多分)だったから、奥歯で神経のある歯なんてほとんどないんじゃないかな?
    もう死んだ歯ばかりでどうしようもないよ。

    今の時代は治療法も歯磨き粉も親の仕上げ磨きも何もかも違うから、息子は虫歯無いよ。
    本当に歯は大事にして欲しいし、親の責任と思って色々頑張っているよ。

    それにしても…大変だったね。
    この先も頑張って!

    私はこの前2~3年ぶりに検診&クリーニングしてもらったのをきっかけに定期的に通うと決めたところ。

    歯科選びは難しすぎる!

  • #2

    むむたり商店 (水曜日, 06 7月 2022 22:51)

    >ヴェロニカさん
    長文読んでくださり、お疲れ様でした笑 ありがとうございます。
    今日ようやく被せ物の段階に入りましたが、最後まで無事終わるのか、被せ物した後のことも不安です・・・。
    しかも虫歯治療した方もまだ神経刺激?で痛くて毎日重たい気分です(;_;)

    神経をなるべく残す治療というのは、ここ十数年の流れみたいですね。
    やっぱり両親も奥歯の神経はもうないです。
    ヴェロニカさんが以前「根が割れていて」と言っていたとき他人事と思っていましたが、神経抜いた今は自分もそうなるかもと思うと…定期検診!!と決意してます。
    が、歯医者変えたい〜〜どこに行けばいいのやら。。

    息子くん、虫歯知らず!素晴らしい!この調子で大人になってもきれいな歯でいてほしいですね♪

    日本の歯科環境は欧米と比べてめちゃくちゃ遅れてるそうで…根管治療は成功率低いらしいですね。
    矯正もしたいのに、お金が、と迷ってるうちにこの歳になってしまいました(T . T)

    唯一の喜びは、不健康ではありますが体重が2.5kg落ちました!笑